各Jリーグクラブ期待の若手 べガルダ仙台編
昨シーズンを持ってクラブのレジェンド梁勇基選手が退団してしまい、不動の左サイドバックであり、アシスト王永戸選手が鹿島へ移籍。かなり大きなダメージを負ってしまったが、マイナス点だらけではない。クエンカ選手の加入・永戸選手の代わりにブラジルからパラ選手の加入とプラス材料も多くある。そんなチームの私が期待する若手選手を取り上げようと思う。
佐々木匠
プロフィール
生年月日 | 1998/3/30 |
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身長/体重 | 166/59 |
出生地※ | 宮城県 |
2年半の間に複数のクラブへレンタル移籍を繰り返しついに帰ってきた佐々木匠選手です。ベガルタ仙台下部組織から所属している生え抜き選手で「べガルダ仙台の至宝」と評されるほどの選手です。16歳3か月という若さでベンチ入りをするほどの選手です。この選手のプレースタイルを解説していこうと思います。
プレースタイル
長所
この選手の最大の持ち味はドリブルです。ユース時代に監督から「お前から、ドリブルを取ったら難が残るんだ。」といわれるほどのドリブルの評価が高いです。ボールタッチが非常に柔らかいです。そのためトラップミスも少ないです。憧れの選手はイニエスタと答えるこの選手はどこかそう見えるような感じがします。
また、トップ下からボランチまでこなすことができるのも良い点といえるでしょう。
またキック精度が高い選手です。クロス、フリーキック等を味方へピンポイントであわせることができる選手です。そのため2018シーズンでは、得点力不足によって降格してしまったカマタマーレ讃岐に在籍していたものの、9アシストを残しています。この記録はすごいですね。
課題点
まだまだフィジカル面に関しては弱いところがあります。166cmという小柄な選手であるので多少は致し方ないところはあると思いますが、それにしてもちょっと弱いという印象を受けます。
ドリブルが非常に上手い選手なのでファーストタッチで相手をかわせてシュートを打つ場面があるのですが、なかなか得点に至ることができず、決定力のないように見受けられます。
まとめ
非常にドリブル、パス等いいものを持っている選手であるので、今回あげた課題点が克服できれば非常に良い選手になりますし、代表選手になってもおかしくない才能があると思います。
今季復帰しましたし、生え抜き選手の台頭は大切なことであるので期待しています。