今回はあの元日本代表GK西川選手からポジションを奪いつつあり、U-24代表メンバーに飛び級で選出された、今後の日本代表正GK候補である鈴木彩艶選手のプロフィール、プレースタイル、課題面、最後に個人的な思いを含めて書いていこうと思います。最後まで読んでくださると幸いです。
プロフィール
本人のTwitterとWikipediaから参照したプロフィールはこちらです!
初出場することができました。
継続してがんばります!
応援ありがとうございました❗️ pic.twitter.com/fcaZOugR5j— 鈴木彩艶 (@SuzukiZion) March 3, 2021
2002年8月21日生まれで年齢はなんと18歳です。両親はガーナ人の父と日本人の母を持ち、アメリカで生まれました。しかし、鈴木彩艶選手は、埼玉県で育ったそうです。
プロ入り前
彩艶選手は幼稚園でサッカーをはじめ、小学生から浦和レッズのアカデミーに所属していたそうです。ちなみに彩艶選手は浦和レッズジュニアの一期生だそうです。2017年9月には2017 FIFA U-17ワールドカップに出場するU-17日本代表に飛び級で選出されました。その後2019年のU-20ワールドカップ日本代表に飛び級で選出され、同年のU-17ワールドカップにも出場を果たしました。その後2月1日に浦和レッズとクラブ最年少となる16歳5か月11日というとんでもない速さでプロ契約を果たしました。
プロ契約後
2020シーズンに2種登録されたもののシーズン通しての試合出場はありませんでした。しかし、2021年シーズンになって13節から三試合連続無失点勝利を果たし、正キーパーの座を獲得しつつあります。
プレースタイル
セービング
鈴木彩艶選手の最大の強みは体格を生かした安定したセービングです。身長190cm近くあり、まるでアフリカ系の選手のようなビックセーブを連発することも多いです。毎試合1回はビックセーブをしている印象があります。決定的なシーンに対しても18歳とは思えない落ち着きを見せて対処し得点を許しません。
キック力がある
彩艶選手はキックの飛距離に優れており、ハーフウェイラインを軽々超えていきます。これだけでも相手のラインを下げることができるので非常に有効なプレーの1つだと思います。
ビルドアップ能力も標準装備
現代サッカーではGKにもビルドアップに参加してもらうことが必要となる場合がありますが彩艶選手はある程度柔軟にビルドアップに参加することができ非常に重要な要素だと思います。
ハイボール処理が的確
ハイボールを処理することが非常に上手く、落下地点を読み、適切な位置にポジションを取り処理している姿を多く見ます。
課題面
そんな彩艶選手ですが課題がないわけではないです。
コーチング能力
この選手の課題となっているのがコーチング能力。しかし、彩艶選手は今季から強く意識し取り組んでおり、改善の傾向にあります。
判断が遅い
全体的に判断が遅いシーンが何度かあります。飛び出すのか飛び出さないのか判断が遅く曖昧であることであわや失点というシーンがいくつもあります。また、結構危ないミスを何度か1試合でしてしまいます。判断に関しては経験とともに改善される選手もいればいつまでたっても同じようなミスをする選手もいるのでここから改善されていくのか楽しみです。
まとめ
日本にも世界基準の身長を持つGKが生まれたということで非常に面白いなと思っております。かなり真面目に自分の弱点に補う姿勢があるのでこれからどこまで成長していくことができるのかが楽しみな選手です。
日本人はフィジカル面では絶対に海外の選手には勝てないのでつなぐサッカーをしてほしいと私個人は思っており、そのため個人的にはもう少し足元の技術があると嬉しいなと感じております。
このまま成長をどこまでしていくことができるのか楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。