横浜・F・マリノスで活躍し、東京オリンピックにも選出された前田大然選手。
2019年コパ・アメリカで日本代表デビューを果たしたものの、かなり可哀想な使われ方をし、評価を少し落としてしまった選手。
現在は、横浜・F・マリノスで得点を量産し、ストライカーとして一皮むけた印象があります。
東京オリンピック代表では上田綺世選手、林大地選手とライバルがいますが、この2選手とは違ったプレースタイルの選手であるので、出場機会を得た際には自分の持ち味を存分に活かして、活躍し、得点を挙げてほしいものです。
そんな前田大然選手のプレースタイル、ポジションについて語っていこうと思います。
プレースタイルは?
前田大然選手のプレースタイルの特徴として
- 世界でも通用するスピード
- スプリント回数
- 献身的な守備
以上の3点があげられると思います。
それぞれについてみていきましょう。
世界有数のスピード
前田選手といえばまず初めに思いつくものはスピードです。多くの方々がこのように思っているでしょう。
前田大然選手の出した最高速度は36.9km/hです。これを言われても正直ピンとこないと思います。
比較対象としてフランス代表であり、2018年W杯で多くの方々が衝撃を受けたキリアン・ムバッペ選手を参考にします。
キリアン・ムバッペ選手が時速36.0km/h、バイエルンで快速サイドバックとして知られるアルフォンソ・デイヴィス選手が36.5km/hとなっております。
※2020年の記録となります。
これを見ると前田選手のスピードがいかに速いかが分かると思います。
データ上だと、世界に通用するスピードであることが分かります。
スプリント回数
前田選手のスプリント回数も多くの注目を集めています。
前田選手の総スプリント回数は6月末基準で718回であり、2位の古橋選手の643回をはるかに上回った回数スプリントしています。
スプリント回数は24km/h以上での走行をスプリントと定義されています。
時速24kmで718回走ったことになるので恐ろしいですね・・・笑
献身的な守備
前田選手は前から献身的な守備をすることも特徴です。
前線からGK、DFに対して果敢にプレスをかけに行くので後ろの選手は立て直す時間など準備をする時間をもらえるので非常に重要なプレーだといえます。
またパスコースを減らすことにもなるので対応しやすくなります。
前田選手の課題点
前田選手の課題はボールを持ってないときの動き方(以下オフザボールと書かせていただきます)の質が課題だと思います。
基本的にはよいオフザボールをしているのですが、相手の前を走ることやあえてゴールから遠ざけて裏のスペースを狙うオフザボールができていないことがあります。
日本人として破格のスピードを持っているだけに非常にもったいないなと思うことが多々あります。
しかし、このようなオフザボールを身につけると今まで以上に厄介な存在となること間違いないので今後に期待しています。
適性ポジションは?
前田選手の適正ポジションは左ウィングだと思っています。
前田選手はサイドでボールを持った際にスライドしてもっていく動きが長くて非常に速いので相手が対応しずらくさせていて非常に効果的だと考えて左ウィング適性とさせていただきました。
他にもセカンドトップで起用するなどありますがオフザボールが少し気になってしまうので個人的には左ウィングかなと思います。
まとめ
今回は前田大然選手のプレースタイル、ポジションなどについて書かせていただきました。
スピードが売りの選手であり、日本人だと本当に貴重なスピードスターであり、見ていて面白いですし、これからどんどん成長していくことだと思います。
A代表復帰してもらいたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。