ニュージーランド戦下馬評では日本圧倒的優位なように思っていましたが蓋を開ければ0-0の延長でも決着はつかず、PK戦で辛くも勝利を収めました。次の対戦相手はオリンピック前最後に戦ったスペインになりました。
今回は日本VSスペインの試合のプレビューを書いていこうと思います。日本はどこを改善いないといけないのか等、基本的には日本中心で書いていくと思います。
興味を持ちましたら最後まで読んでくださると幸いです。
日本VSスペイン 予想スタメン
私が考える日本VSスペインのスタメンはこのようになると予想しています。
日本は皆さんが思うようなスタメンであると思います。もしかしたら相馬左サイドハーフではなく、旗手の可能性もあると思います。ブライアン・ヒルが非常に恐ろしく、個人的にはアセンシオよりも危ない存在になっていることもあると思います。冨安はイエローカード累積で欠場が確定しています。
セバージョスは復帰するのはかなり厳しいとの判断もあるので外させてもらいました。今後ヨーロッパの大会で出場する可能性のある選手なのでオリンピック以外のところでの活躍も見たいですし、無理してほしくないところです。
日本の攻撃
懸念点
私は日本の攻撃に関してですが、ビルドアップの面で前回の試合ほど効果的にビルドアップをすることはできないんじゃないかなと思っています。後ろからビルドアップをする際に冨安の不在を実感するのではないかと思っています。
板倉選手は非常にいい選手ではありますが、判断が遅く、受け手が苦しくなってしまうことがあります。個人的にこれが非常に厳しく、スペインの穴は右サイドバックにあると思うのでおそらく左サイドからの攻撃が増えると想像してしまいますが、冨安のまるで左利きの選手であるかのような左足の精度の判断の早さが失われていることを考えるとかなり厳しいところはあるなと思います。
期待できるところ
悪い面はここまでにして、次はうまく行きそうな攻撃を紹介していこうと思います。
先ほど紹介したように相手の右サイドバックの質は全体的にスペインの選手の中では低いほうだと思うので左サイドからの効果的な攻めが期待できるのではないかと思います。
また、僕は左サイドバックをククレジャ選手にしましたが、ミランダ選手になるかもしれないのでそうなると両サイドは結構要になっていくと思います。
あとは下の図の円で囲われているところにいかに精度高く、スピーディにボールを供給できるかは非常に重要な側面を持つと考えています。
ここにボールが素早く入ることでその後の二人目、三人目の動き、久保、堂安なら個人技次第では得点チャンスは生まれるのではないかなと思います。
攻め込まれる時間は日本のほうが多く、相手は最終ラインも高いので前田のスピードを活かした一発の裏抜けなども可能性があると思います。
その点この試合は特にこの場所に供給することのできるボランチの田中碧、遠藤航の二人には期待をしたいところです。
日本の守備面
懸念点
日本の攻撃はそこまで心配していなくて、久保もかなりやる気にあふれていますし、信じたいなと思っていますが正直問題は守備にあると思います。
一番怖いと思っているのはアンカーに誰が付くの?という問題です。個人的にはこれが本当に大きな問題です。森保監督はそこまでチームの約束事のない監督なので本当に不安です。
セオリー的には久保がトップ下のポジションなのでアンカーについてパスコースを消すことが一番なのですが、言われていないのか外してしまう場面があります。久保は自分の感覚的にはかなりそういう守備の約束事などあればしっかりこなすことの出来る選手なのでかなり不思議な点です。
もし、アンカーに誰もつかないとなると中盤の真ん中に日本は2枚、相手は3枚となり、数的不利です。数的不利であれだけボールを持つことの出来る選手が相手だと、日本のボランチが明けたスペースにマークにつききれない選手がそのスペースを活用しチャンスを作られることも容易に想像できてしまいます。
スペインの懸念点
スペインの懸念点は1番は疲労かなと思います。特にEUROをこなして五輪に出ている選手たちです。ペドリ選手などもう疲労がピークに達していて消えているシーンも多くあります。個人的にはすごい選手でありますが、怖さは調子いいときと比較するとかなり落ちている印象を受けています。
後はやはり右サイドですかね。ブライアン・ヒルを使うのか、アセンシオを使うのかかなり難しい判断だと思います。個人的にはアセンシオはちょっと違うかなと思うのでブライアン・ヒルですが、ブライアン・ヒルは移籍騒動でフルで使うのは難しいのように聞きました。それももう1週間くらい経つのでわからないですが、アセンシオで来てくれるなら個人的にはそっちの方が日本にとっては好都合かなと思います。
調子はスペインあまり良くない印象があります。ここからどれくらい調子を上げていけるのかも肝です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私は結構不安が多いですし、すごく怖く感じていますが、決して勝てない相手ではないどころか対等に渡り合っていくことのできるチームであると思います。トーナメントですし最終的に勝てばとりあえずOKなのです。この世代の大一番リアルタイムで皆さん見ていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。