各Jリーグクラブ期待の若手 鹿島アントラーズ編
開幕戦システムをがらりと変えてしまった影響で初戦大敗をしてしまった鹿島アントラーズ。鹿島アントラーズに在籍する時間が長ければ長いほど新しいシステムに困惑しているような印象を受けています。
休止期間にもしかしたら戦術理解度が上がっているかもしれないが、変えなきゃいけないように感じ、若手を使うかもしれない。鹿島アントラーズの期待の若手の上田綺世選手のプロフィール、プレースタイルを紹介していきます。
1.上田綺世
一年半前倒ししてプロになった上田綺世。コパアメリカで見たときに衝撃を受けたことを今でも忘れられません。大ブーイングを受けていましたが、楽しみな選手なのでこの選手をピックアップします。
プレースタイル
良い点・特徴
上田綺世選手は動き出しが非常に上手いです。世界に出ても通用することが間違いないレベルの動き出しをする選手です。コパアメリカでもその動き出しが通用することは証明されたと思います。
細かくポジションをとり、相手のディフェンダーの死角から抜け出すことのできる選手です。その上プルアウェイの動きをしつつ、飛び出すので自分のスペースをしっかり確保できています。
21歳という若さでこれができているのが本当にすごいと思います。
また、抜け出すことだけではありません。182cmの身長を活かしてポストプレーもできれば、足元もあり、万能型ストライカーとしてほぼ完成されている選手だと思います。
改善点
やはり決定力が物足りないところだと思います。コパアメリカで露呈したとおりに決めきる力がたりない。どんなに動き出しが良くても決めきれないFWはダメです。
少し積極性が失われている感じはします。どんな体制であろうと打ってくるFWは守備側からしたらかなり嫌な存在です。若いからというわけでもないですが積極性は欲しいですね。
まとめ
私は動き出しは世界でも通用するレベルに達していて後決定力さえつけば日本で1番のFWになりうると思っています。FWをやっているプレイヤーの方々は上田綺世選手の動き出しは参考にするべきだと思います。
決定力に関しては、今まで大学生だったから点が取れなくてもある程度は仕方ないのかもしれませんが、今年22歳となる選手です。
厳しい言い方をすると、世界的に見たら、すでに活躍している選手は多く存在します。しかし、プロに入り、環境になれ、点を取れるような選手になったときが非常に楽しみです。
東京五輪代表にはおそらく召集されると思うので五輪でのリベンジに期待しています