ターレスについて
2023年シーズンより名古屋より新加入した、ターレスはスピードが武器の攻撃的アタッカー。今年22歳とまだまだ若い選手だが、20歳から当時J3の熊本で出場機会を得ており、Jリーグでの実績も十分ある選手である。
ブラジル国籍のターレスは、PSTCという日系人が立ち上げたクラブの下部組織出身の選手。PSTCではジュニアユース年代までプレーすると、2018年には留学という形で熊本県の秀岳館高等学校へ入学を果たした。日本では、三都主アレサンドロ(清水エスパルス、浦和レッズに所属)や、田中マルクス闘莉王(浦和レッズ・名古屋グランパス所属)と同様に高校サッカーから日本でのキャリアをスタートさせる比較的珍しい経歴を持つ選手。高校生時代には、PSTCやロアッソ熊本でチームメイトとなるレオ ケンタ(DF)と来日した。
秀岳館高等学校は強豪校ではあったものの、冬の選手権、インターハイには出場できなかった。しかし、当時から持ち前の技術とシンチア能力で熊本県の高校サッカー界では有名な選手だったようだ。
2019年には清水エスパルスの練習に在学中に参加したが最終的にはレオケンタ選手と共に当時J3のロアッソ熊本へ加入となった。加入一年目ながらチームの主力選手として活躍し、J2昇格に大きな原動力となった。
2022年には名古屋グランパスへ獲得されるものの、ロアッソ熊本へ期限付き移籍という形もあり、ロアッソ熊本で再度プレーすることとなった。
2023年にはグランパス復帰が決まると、2023/4/9にJ1初出場を飾る。長谷川健太監督のサッカーにフィットすることができるか非常に楽しみである。
憧れの選手は日本人だと三笘選手で、海外だとネイマール選手だそうです。
ターレスのプロフィールと経歴
プロフィール
| 名前 | ターレス |
| 本名 | ターレス・プロコピオ・カストロ・デパウラ |
| 国籍 | ブラジル |
| 生年月日 | 2001年6月29日 |
| 身長 | 176cm |
| 体重 | 78kg |
| ポジション | FW(RWG) |
所属チーム
| 2016年-2018年 | PTSC |
| 2019年-2021年 | 秀岳館高等学校 |
| 2021年 | ロアッソ熊本 |
| 2022年 | 名古屋グランパス
(ロアッソ熊本へ移籍) |
| 2023年 | 名古屋グランパス |
ターレスのプレースタイル
スピードがストロングのアタッカーの選手である。熊本でドリブルやサイド攻撃でチャンスを演出していた印象も強い選手。シュート意識も高くペナルティエリア外からゴールを脅かすことのできる。
ブラジル国籍だが高校サッカー仕込みのハードワークも得意としており、攻守においてがむしゃらなプレーで熊本サポーターの心をつかんだ。
