横浜・F・マリノス、天野純、小池龍太の加入を報告

天野純、小池龍太加入決定

横浜・F・マリノスのクラブ公式Youtubeチャンネルのライブ配信で天野純・小池龍太の加入が決定した。

両選手が所属していたベルギー・2部、スポルティング・ロケレンは500万ユーロ(約5億8000万)の負債を抱え、クラブ従業員・選手への支払うことができなくなり、コロナウイルスの関係で上告が延期されていたが、4/20に上告を諦め、破産を発表。

天野純は神奈川県出身の1991年7月19日生まれの28歳。小学生から横浜・F・マリノスで育ったが、トップ昇格をすることができずに、順天堂大学へ進学。2014年に、順天堂大学から横浜・F・マリノスに入団する。同クラブで公式戦138試合に出場。

7月6日の大分トリニータ戦後、ロケレンへ期限付き移籍し、ロケレンへ移籍後28試合に出場し4ゴール4アシストを記録する。ロケレン破産後横浜は復帰を受け入れる意向を示しており、レンタルバックする形となった。また、横浜・F・マリノスで移籍前は背番号「10」を付けていたが、復帰後は背番号「39」をつける。以下は同選手がYoutubeで発表したコメントである。

「ヨーロッパで絶対に成功してやると強い気持ちを持った中で、このような形で復帰する事になってしまい、正直に言うととても悔しい気持ちがあります。

しかし、F・マリノスに復帰する事が決まり、気持ちが切り替わり、今は大好きなF・マリノスでサッカーをできる喜びを感じています。この難しいタイミングで受け入れてくれた、F・マリノスには感謝の気持ちでいっぱいです。

もちろん、昨年の優勝チームに戻るという意味は理解しています。まずは、チームメイト、コーチングスタッフ、ファン・サポーターの方々に認めてもらえるように、一から頑張っていきたいと思います。まだ自分は優勝の味を知らないので、今年も優勝しましょう!」

小池龍太は1995年8月29日生まれの24歳。JFAアカデミー福島から2014年にレノファ山口FCへ加入。山口で89試合出場し2年連続昇格する。そして、2017年に柏レイソルへ移籍し、85試合に出場する。2019年に柏レイソルからロケレンへ完全移籍。

ロケレンで公式戦29試合2ゴール1アシストを記録する。経営破綻によりクラブが消滅。ベルギーリーグ、Jリーグともに移籍期間ではないが、国際サッカー連盟から特別措置によって加入する形である。横浜・F・マリノスでは背番号「25」を付ける。以下は同選手の横浜・F・マリノス公式youtubeチャンネルでコメント。

「初めまして。この度、横浜F・マリノスに加入する事になりました小池龍太です。 まず初めに、今回この様な大変な時期に僕を獲得して下さったクラブに心から感謝申し上げます。 ファン、サポーターの皆様へ 我慢の日々が続く中、F・マリノスサポーターの皆様にこのリリースが少しでも励ましになればと思っています。また、伝統あるビッグクラブの一員になれた事を誇りに思います。これからは『すべてはマリノスのために』。僕の心をトリコロールに染めどんな時も熱く闘い、多くの勝利に貢献したいと思います。 サポーターの皆様にスタジアム・練習場でお会い出来ることを楽しみしています!その日まで全員で乗り越えましょう!! 応援宜しくお願いします」

かなり過酷な状況下でACLとJリーグを戦う横浜・F・マリノスにとってはかなり大きな戦力となることは間違いない。

二人の活躍に期待だ

横浜・F・マリノス公式youtubeチャンネル