ITパスポート勉強記録

間違えた問題と答えと簡単な解説




CPUに搭載された1次と2次のキャッシュメモリに関する記述のうち適切なものはどれか。

ア. 1次キャッシュメモリは、2次キャッシュメモリよりも容量が大きい ← 1次<2次のため不正解

イ. 2次キャッシュメモリは、メインメモリよりも読み書き速度が遅い ← キャッシュメモリである以上差はないため不正解

ウ. CPUがデータを読み出すときまず1次キャッシュメモリにアクセスし、データが無い場合は2次キャッシュメモリにアクセスする。 ← 正解

エ. 処理に必要なすべてのデータは、プロフラム開始時に1次又は2次キャッシュメモリ上に存在しなければならない ← キャッシュメモリは一時的に保管される場所であるためなくても良いよって不正解。

 

次の主記憶装置のうち、アクセス時間が最も短いのはどれか。

ア. HDD

イ. SSD

ウ. キャッシュメモリ

エ. 主記憶

【解説】

アクセス速度は、短い順にキャッシュメモリ、主記憶、SSD、HDDの順である。

 

CPU内部にある高速小容量の記憶回路であり、演算や制御にかかわるデータを一時的に記憶するのに用いられるものはどれか。

ア. GPU ← グラフィック関連のものであるため不正解

イ. SSD ← CPUの外の記憶装置

ウ. 主記憶 ← CPUの外の記憶装置

エ. レジスタ ← 正解

 

POSシステムやSCNシステムにJANコードを採用するメリットとして、適切なものはどれか。

ア. ICタグでの利用を前提に作成されたコードなので、ICタグの性能を生かしたシステムを構築することができる。

イ. 画像を表現することが可能なので、商品画像と連動したシステムへの対応が可能となる。

ウ.  企業間でのコード重複がなく、コードの一意性が担保されているので、自社のシステムで多くの企業の商品を取り扱うことができる。

エ. 商品を表すコードの長さを企業が任意に設定できるので、新商品の発売や既存商品の改廃への対応が容易である。

【解説】

POSは販売時点管理のこと

SCMは供給連鎖管理のこと

管理が容易になるには一意性の担保があったほうが良いためウ。

 

IoTデバイス、IoTゲートウェイ及びIoTサーバで構成された、温度・湿度管理システムがある。IoTデバイスとその近傍に設置されたIoTゲートウェイとの間を接続するのに使用する、低消費電力の無線通信のしようとして、適切なものはどれか。

ア. BLE

イ. HEMS

ウ. NUI

エ. PLC

【解説】

アは正解

イは家庭内の家電をネットワーク化して節電するものなので不正解

ウはジェスチャーなどでの自然な動きでコンピュータ操作すること

エは電力経由でLANに接続する規格

 

PC周辺装置を利用可能にするためのデバイスドライバに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア. HDDを初期化してOSを再インストールした場合、OSとは別にインストールしていたデバイスドライバは再インストールする必要がある。←正解

イ. 新しいアプリケーションソフトウェアをインストールした場合、そのソフトウェアが使用するすべてのデバイスドライバを再インストールする必要がある。←再インストールは不要

ウ. 不要になったデバイスドライバであっても、一度インストールしたデバイスドライバを利用者が削除する事はできない←できます。

エ. プチンタのデバイスドライバを1つだけインストールしていれば、メーカ、機種問わずにすべてのプリンタが使用される←そんなことはない

 

メーリングリストの説明として、適切なものはどれか

ア . 広告や勧誘などの営利目的で、受諾者の承諾を得ないで無差別で大量に送信される迷惑メール ← スパムメールのため不正解

イ. 受信した電子メールを個別フォルダに振り分けて管理するために利用するアドレスリスト ← 振り分けリストと呼ばれる事が多い。不正解

ウ. 送信先のメールサーバ名とIPアドレスとの対応が記述されているシステムファイル ← hostsファイル。 不正解

エ. 電子メールを特定のアドレスに送信すると、登録されたメンバ全員のメールアドレスに転送される仕組み ← メーリングリスト。 正解

 

外部と通信するメールサーバをDMZに設置する理由として、適切なものをはどれか。

ア. 機密ファイルが添付された電子メールが、外部に送信されるのを防ぐため ← 上長承認機能や第三者承認機能を使うため不正解。

イ. 社員が外部の取引先へ送信する際に電子メールの暗号化を行うため ← メールの暗号化にはS/MIMEやPGPなどを用いるため不正解。

ウ. メーリングリストのメンバのメールアドレスが外部にもれないようにするため ← その場合はBCCを使えば問題ないため不正解。

エ. メールサーバを踏み台にして、外部から社内ネットワークに侵入させないため ← 正しい 正解。

 

RFIDの活用によって可能となる事例として、適切なものはどれか。

ア. 移動しているタクシーの現在位置をリアルタイムで把握する。 ← GPSのことなので不正解。

イ. インターネット販売などで情報を暗号化して通信の安全性を確保する。 ← SSLのことのため不正解。

ウ. 入館時に指紋や虹彩といった身体的特徴を識別して個人を特定する。 ← バイオメトリクス認証のため不正解。

エ. 本の貸出時や返却の際に複数の本を一度にまとめて処理する。 ← RFIDで可能となることのため、正解。

【解説】

RFIDはID情報を埋め込んだ小さな数センチ単位程度の耐久性のあるICタグに情報を記憶し、無線通信によって情報のやり取りをしモノや人を識別する技術のこと。

文書作成ソフトが持つ機能である禁則処理が行われた例はどれか。

ア. 改行後の先等文字が、指定した文字列だけ右に移動した。 ← インデント処理のことのため不正解。

イ. 行頭に置こうとした句読点や閉じカッコが前の行の行末に移動した。 ← 禁則処理のことなので正解。

ウ. 行頭の英字が、少文字から大文字に変換された。 ← オートコレクト処理のことのため不正解。

エ. 文字列の文字が、指定された幅の中に等間隔で配置された。 ← 均等割り付け処理のことのため不正解。

【解説】

禁則処理とは、禁則とされる句読点や閉じカッコなどの記号を行頭に置かないようにするためのもの。