Jリーグ期待の若手 プレースタイル解析 川崎フロンターレ編
昨年はJリーグ優勝こそできなかったものの、ルヴァンカップでの死闘の末に優勝を果たした昨シーズン。
今季はこれまでの功労者ともいえる選手たちが多く移籍していった。
その上、試合に出るだけで雰囲気を変えることのできる選手である中村憲剛が大けがで長期離脱になってしまった。
だが、今回、Jリーグが中断されたことで多くの試合に出場できる可能性が大きくなった。そして、功労者が減って実力が落ちたわけではなく、その分若手も多く加入し楽しみが増えた。今回はその中で1選手取り上げようと思う。
田中碧
次世代ボランチ候補の田中碧選手。
川崎フロンターレで中心選手となりつつあるほどの輝きを放っているヤングスター。
日本最高のボランチへとなりうるほどのポテンシャルを秘めた選手。
そんな選手をピックアップしました。
プロフィール・経歴
名前 | 田中碧 |
出身地 | 神奈川県川崎市 |
生年月日 | 1998年9月10日 |
身長 | 177cm |
体重 | 69kg |
ポジション | MF |
現在所属している川崎フロンターレに小学三年生から所属しているいわゆる生え抜きの選手。
以前、中村憲剛選手のコメントで「いい選手だとは思っていたが、ここまで成長すると思わなかった。」といわれるほど成長をしている。
プレースタイル
田中選手のポジションはMFの中で、主にボランチを務め、攻守において、クオリティ高く安定感のある選手です。
ボール奪取能力に優れ、危機察知能力の高さでプレッシング能力も高いため、どちらかといえば、守備的な選手です。
特に素早く強度の高い守備が得意である。
自身もボールを取ることを意識しているようです。
これは日本代表に召集されたときにディフェンスの強度不足を感じたため。
また、ユース時代アタッカーをしていた選手のために攻撃参加も積極的なのも良い点です。
川崎フロンターレの環境だからこそ、質の高いパス、縦への展開力も高く、だんだんとサッカー脳も洗練されていっているような印象を受けます。
まとめ
川崎の中盤には非常にレベルの高い選手が有数所属しています。
この環境に入れる田中選手は学べる点がたくさんあります。
その環境の中でスタメンを獲得できることが素晴らしいですし、成長速度が異常なまでに速いです。
フィジカル面が強化されれば、一人で違いをつくることができる選手になれるでしょう。
海外行きも近い選手だと思います。いつ海外へ行くのはわからない。今季ぜひ見ておくべきだと思います。
東京五輪どのような結末になろうとこの選手は中心となるだろう。カタールW杯まで成長を続け、日本代表の位置を確実なものに・・・・