【日本代表の若き壁DF】冨安健洋のプレースタイル・特徴 徹底解説 【アーセナルサポにも認められた】

日本代表の弱点は最終ラインといわれていた。優秀なアタッカーはたびたび排出されていたものの、民族的に身長に恵まれないこともあり、世界的なセンターバックが不在の状況であった。

しかし、今は日本は守備がストロングポイントとなり、攻撃が課題になっている。

それも当然の話で、日本代表のセンターバック二人は世界で活躍をしている選手で組めるようになっているのだ。こんな時代が来るなんて10~15年前では信じられないような話であるが事実なのだ。

その中でも今回は冨安健洋選手について書いていこうと思う。

正直に言うと今久保建英選手より日本人でワールドクラスの選手となりうる選手である。いや、もしかしたら、アーセナルでの活躍を鑑みるとなっている。

 

今回はそのことを納得してもらうために冨安のプレースタイルを徹底解説していこうと思う。




 

冨安選手のプレースタイル

冨安選手は現代サッカーに求められる能力をすべて高水準で備えているモダンな選手だ。

ビルドアップに必要な足元のテクニック、正確なロングフィード、それらを右足だけでなく左足でも問題なくこなすことの出来、恵まれたフィジカルを巧みに使ったデュエル・空中戦の強さ、最終ラインの裏をカバーすることので切るスピード。さらにCB以外にSBもこなすことの出来るポリバレントな選手。

冨安選手は守備的なポジション・タスクであれば高水準でこなすことの出来る非常に万能な選手だ。これだけできる若手のディフェンダーはなかなかいない。

ここからは詳細に書いていこうと思う。

サイズと安定感を備えたDF

冨安選手の身長は187センチ。海外の選手と比較しても十分戦うことの出来るサイズを持っている。肩幅もあり、非常に屈強なフィジカルをもっている。

ルカク選手に吹き飛ばされたシーンを思い返す人もいると思うが、ルカク選手ほどのフィジカルモンスターとまともに戦えるCBはほとんどいないに等しい。またボローニャ時代は冨安選手が一番フィジカル的に強い選手とやりあっていたことも考えると空中戦と対人の強さは十分にあるといって過言でない。

判断ミスがすくないことも特徴の一つだろう。相手に寄せるタイミングがよく、入れ替われてしまうシーンがなかなかない。

判断ミスの少なさと読みの良さから出るインターセプトも非常にいい。代表でも非常にありがたいことです。カウンターなどの脅威を事前に防ぐことができるためだ。

キック精度が非常に高い

冨安選手の最大の強みともいえるのはこのキック精度だと思う。

左右両足で同じ精度で蹴ることの出来るCBは思ったよりも多くはないと思う。そんな中でロングボールの精度も非常に高く、ビルドアップなど様々なところで貢献することの出来る選手となっている。

まとめ

  • 日本人最高のCBになっている選手
  • ビルドアップがバケモノレベルでいい
  • 対人守備も空中戦も非常に強い
  • 判断がいい