上田綺世ってどんな選手? プレースタイル徹底解説 日本の若きストライカー

今回は鹿島アントラーズで活躍を続けており、今後日本を代表するストライカーになりうる選手である上田綺世選手を紹介していこうと思います。うまく成長していければ大迫選手を超えていけるような選手になれるだけのスケールを持っていると思っています。

そんな筆者が期待してやまないこの選手をプレースタイル・経歴、プロフィール、最後にまとめという形で書いていこうと思います。良ければ最後まで読んでくださると幸いです。



プロフィール・経歴

Instagramから引用させていただいたものはこちらです。

名前(ふりがな) 上田綺世(うえだあやせ)
生年月日 1998年8月28日
ポジション FW
身長・体重 182cm・76kg
利き足
在籍チーム 鹿島アントラーズ

経歴

上田綺世選手は茨城県水戸市出身で中学生時代には鹿島アントラーズの下部組織に在籍していました。中学生時代からトップチーム昇格を目指していたものの、体格が未熟であったことからユースに昇格できずに高校のサッカー部に在籍することになりました。卒業後、法政大学に進学していきました。

2017年に法政大学に進学し、サッカー部に所属すると上田選手は1年生時から出場機会を獲得し関東大学サッカーリーグ戦の新人王に輝く活躍を見せました。2年生時にはエースとしてチームの優勝に貢献し、自身もベストイレブンに選出されるほどの活躍を見せ、当時2年生でありながらもJリーグ各クラブが争奪戦を繰り広げ現在も所属する鹿島アントラーズへの加入が内定しました。そして上田選手は大学卒業したら加入する予定でしたがそれを踏み倒しての加入が決まり、2019年はJ1で13試合4ゴールの結果となりました。

 

プレースタイル

日本1の駆け引き、抜け出しのうまさ

上田選手のストロングポイントは何といっても裏への抜け出しのうまさといえるでしょう。ディフェンダーとの駆け引きを何度も行い、動きなおしを何度もするストライカーです。カウンター時の、加速するタイミング、走り出す方向、ボールの要求タイミングとすべてが完璧のタイミングで行われます。

昨シーズンから何度もそこからチャンスを演出しており、特に印象的な試合の一つである。2017年コンフェデレーションズ杯でのチリ戦での抜け出しは素晴らしいものでした。決定力が足りず嘆く人も多い中で、世界レベルのディフェンス陣でなおかつ本気の選手相手にあそこまでできたことに感動した方は少なくないでしょう。

またボックス内での駆け引きも非常に上手です。相手の背後からタイミングよく目の前に現れてゴールをしていきます。

 

身体能力を活かした攻撃

上田綾世選手のもう一つのストロングポイントは、恵まれた身体能力です。身長は180cmくらいとそこまで長身FWというわけでないのですが、日本人とは思えないバネを使って相手より頭一個抜けたヘディングを魅せます。対空時間も長いかつボディバランスも素晴らしいので空中戦でも無理が効きます。

またエヴェラウド選手とともに前線で体をはれて起点になることができます。相手に後ろからプレッシャーをかけられても身体能力を生かして跳ね返せます。前線でボールを収められる選手がいるのは重要なことで、相手のディフェンスラインを凸凹にしたり、いざというときのボールの逃げ場にすることができます。

 

スーパーゴールの多さ

ストライカーとしての仕事はゴールを決めること。そのゴールがスーパーなものであればあるほど相手は絶望します。上田綾世選手の昨季のゴールの大半はスーパーゴール。難しいシュートも工夫して決めることができます。

またワンタッチシュートだけでなく、コントロールしてからのシュートも非常にうまい。何よりパンチ力があるシュートを放つことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか

私はこの選手に本当に期待をしており、日本のレヴァンドフスキになりうる逸材だと思っています。五輪で活躍をし、もしかしたら移籍をしてしまうかもしれないと思っています。移籍した際には、日本では学べないことを学び、大きく成長していけることを期待しています。



 

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