荒木遼太郎のプレースタイル解析 ~鹿島の有望な若手~柴崎を超えうる逸材

今回は開幕戦、第2節で得点をあげた荒木遼太郎選手について紹介していきます。若くて勢いがあり、東京オリンピック代表に呼ばれてもおかしくなかった選手の一人です。そんな選手のプロフィールから経歴、プレースタイル、最後にまとめの構成で書いていこうと思います。

 

今後の成長が楽しみな選手の一人です。海外へ行ってしまうかもしれないので是非、今見ておきましょう!





 

 

 荒木選手のプロフィール・経歴

所属 鹿島アントラーズ
ポジション MF
生年月日 2002年1月29日
前所属 東福岡高校
昨シーズンの成績 2G4A
今シーズンの成績 6G4A

 

経歴

ロアッソ熊本ジュニアユースから高校サッカーの名門・東福岡高校に進んだ荒木遼太郎選手はめきめきと力をつけていきました。高校二年生時にはU-16日本代表に選出され、AFCU-16選手権では主力として活躍し、優勝に貢献しました。

AFC U-16選手権とは?

アジアサッカー連盟(AFC)が主催する、16歳以下のナショナルチームによる大陸選手権大会のこと。2年に1度、偶数年に行われている。

 

高校3年生になると東福岡高校の首相に就任し、背番号10をつけてチームを引っ張りました。最後の全国高校サッカー選手権大会は福岡県予選の決勝で敗れて出場することができずにいましたが、10月時点で入団が決まっていた鹿島の練習に年明け早々から参加しています。

クラブとしても内田篤人選手以来となる高卒1年目でのデビューを果たしました。

荒木遼太郎のプレースタイル

相手のギャップにタイミングよく入る

荒木選手は相手のギャップでボールを受けてゴールに最短経路で直結するプレーを選択することができます。本人も自信があるようです。このプレーはサッカーIQがないと出来ないプレーであり、効率よくアシスト、ゴールを結ぶことができます。

実際、いるだけではなく受けれるタイミングでないとただマークされてしまうのでタイミングも合わせられることは素晴らしいと思います。

ドリブル

荒木遼太郎選手のストロングポイントとしてドリブルが挙げられるでしょう。彼のドリブルはシンプルながらも細かいフェイントや若手らしいクイックネスで抜き去ります。取られてしまえば、バッドな判断になってしまいますが抜ければ曲面打開できるといった場面ではリスクを恐れず、ドリブルで強引に抜いてしまうことも多いです。

荒木遼太郎選手のドリブルは基本的に中に切り込んでいく、カットイン中心。プレースタイル的にも爆発的スピードで単独で突破する同じ高卒ルーキーの松村優太選手と違って、味方と連携しながら中に潜り込んでいきます。さらにはドリブルのコースの取り方もたくみになってきた印象です。相手ディフェンスとボールの間に体をうまくねじ込み、ファウル覚悟でなければ止められない状況を誘発しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

オリンピック代表に選ばれなかったことが非常にもったいないと感じているこの選手。今シーズン終えたら海外へ行ってしまう可能性もあるこの選手。

次の柴崎岳選手のようになる可能性を持っています。

最近有望な若手が多くてどの選手が最終的にA代表になるのか楽しみです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

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