今回は川崎フロンターレの左サイドのウィンガーとして昨シーズンルーキーイヤーとは思えない13ゴール12アシストの大活躍を果たしました。今シーズンはじまってまだ間もないですが、数字以上に格が違うように見えます。海外へいつ行ってもおかしくないように感じています。
基本プロフィール
10歳から川崎フロンターレに加入し、一度大学に進み川崎フロンターレのトップチームに加入したということで海外の選手から考えると遅咲き気味に言われるかもしれません。大学へ行った理由がこの世代の1つ上の三好選手、板倉選手に比べ、まだプロでは通用しないと感じたそうです。
今の結果から考えるに非常に英断な判断だったと考えています。
自分に必要なものを自分の意志で決めてなおかつ大学での4年間によって結果を出しています。圧倒的な優勝を果たした川崎フロンターレで定位置を確保したことは本当に素晴らしいと思います。
三笘薫選手のプレースタイル解析
ドリブル
三笘選手といえばドリブルだと思います。そして、一言にドリブルといっても蹴るほうの足を前に置くか、軸足のほうを前に置くかの2パターンあるのですがこの両方を使い分けられるのが三苫選手の強みとなっています。
これにより、縦に行く際に軸足を前にすることで体の幅をフルに活用してボールを運んだり、中に持っていき、シュートやクロスを出したり、今度は逆にボールをさらすようにドリブルした際にドリブルのタッチのままの歩幅でアウトサイドキックでパスを通すことができ、非常に高い技術力を誇っています。
また、スピードの緩急も使えて、相手の重心移動を見て逆を続けることもでき、非常に厄介な選手であると思います。
エラシコ
三笘選手といえば代名詞となったエラシコです。個人的には結果的にエラシコのようなものになっているのではないかなって思います。かなりアウトサイドの深いところでタッチすることによって、真横にずらすことが可能となっており、直前にボディフェイントが入ることによってあのようなエラシコになっているのではないかと考えております。
その他
同じビジョンを味方と描けることが多いように感じます。ドリブルでかわしつつ、パスコースを作ってワンツーで相手の背後から抜け出し再度ボールを受け取ったり、打ちやすい位置に移動できたりとそんなところも非常に高いと思います。また、非常に冷静な選手であり、技術力が高いためにえっ?そんなことできるの?って思わず思ってしまうようなプレーを見ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?この選手はいつ海外へ行っても致し方ないような選手です。ここまでの活躍の裏には中村憲剛選手の助言があったようで中村憲剛選手のすばらしさを改めて感じました。川崎フロンターレの選手は非常に素晴らしい選手が多く、面白いサッカーしているため楽しみです。
これから三笘選手がどのようなキャリアを送っていくのか楽しみです。また個人的には早くA代表の舞台で個人的には中島翔哉選手よりもいい選手だと現状思っています。
夢を見させていただけるような選手なので取り上げていきました。
ここまで見てくださりありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。